荷物が少なくなると そっけなくて寂しい
誕生日の飾り付けだけ貼り付けたまま
あの駅で降りることも
あのコンビニに行くことも
あの道を歩くことも もうすぐなくなる
この部屋であたしたち
どれだけ同じ空気を吸ったかな
色んなことがあったな
本当に色んなことがあった
床に寝転がって天井を見上げていたら
記憶は巡る 自然すぎる涙が出る
あなたがいなければ存在しなかった街
駆け巡る記憶は
ほんの一瞬の風
心許ないのよ
過ごした年月が見えなくなるのが
この部屋の全てが思い出に変わってくのが
確かにここにあったはずの生活が
離れてくのがこわいの
少しの写真と二つぶんの記憶だけじゃさ
この部屋であたしたち
どれだけ同じ空気を吸ったかな
色んなことがあったな
本当に色んなことがあった
床に寝転がって天井を見上げていたら
記憶は巡る 自然すぎる涙が出る
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